出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
現在 日比谷シャンての3階で HIBIYA COTTAGEという
女性のための本屋の店長をされている方の話です。
女性のための本屋!? それも日比谷で!
ぜひとも行ってみたいものです。
この店の店長になるまでに どんな経緯があったか、そんな実際のお話。
この本を見つけたのは図書館。
出会い系サイト?いかがわしいのでは?と普通は見向きもしませんが
「本をすすめまくった」という文言で、借りてみました。
しかし、予想をはるかに上まわり 一気読みです。
ご主人とうまくいかず、家を出てファミレスで夜時間を潰すところから始まります。
仕事もうまくいっていない
危ない人?明らかに 変な方向に行ってもおかしくない状況
これに出会い系サイトとくれば まっしぐら夜の世界へ
と思っていたのですが これが出会い系サイトといってもいろいろあるらしく
30分しゃべるだけなのだそうです。
自分の今いる行きづまっている狭い世界ではなく、いろいろな人に出会ってみよう
とFacebookもしていない人が出会い系サイトに登録。
もちろん男の中びは、体目的のやからもいるわけですが、
それは、このサイトで会った女のこに見分け方を聞くわけです。
(出会った人の履歴写真がでるらしく、若い女の子ばかりの人は要注意)
本屋で勤めていたので、まじめにその人におすすめの本を紹介していきます。
そして、いい人たちに出会い、(もちろん変なのにも会っている!)
仕事も転職するため面接に行くと、
この出会い系サイトで本を紹介したという経歴から
「やばいやつがきた」とツタヤのブックコンシェルジェに採用されるのです。
そして、今に至るわけです。
最悪の状況から、よくここまできたなと ただただ感嘆するばかり。
何もしなかったら
そのままストレスをかかえ仕事を続け、夫ともグダグダのままかもしれません。
リスクは考えないといけませんが、行動しないと何も変わらない。
いい本に出合いました。
あとがきに
本という存在がすきだ。こんな風に人に本をすすめることができる本屋という仕事も。
…
ということは、まさかだけどもしかして。
いつか私のこの本も誰かから誰かにおすすめされたりする日がくるのだろうか。
…
でもそうなったらすごくうれしいと思う。
と書いていました。
私がこうやっておすすめしていることを、彼女が知ることがあったら
私もうれしいな
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