読書コラム

スロウハイツの神様

結末がどんでん返しの本を読みたくて、ネットで検索したら出てきました。

ミステリーが好きで、想像していなかった結末を迎えると 作者にやられたー!と思います。

これもミステリーと思っていると、多少謎めいた部分はありますが、心温まるお話でした。

ミステリーはどうしても殺伐とした気持ちになりがちですが、

この本は脚本家、作家、編集者、漫画家志望など、スロウハイツに集まった人々のお話。

何がどんでん返し?になるのだろうと思って読んでいると、

人の優しさや思いやる気持ちが話の最後になり、明かされていき、

そういうことだったのかと、私はまんまと作者の意図に心地よくはまったのでした。

誰かを見守っていく、知らない間にいろいろな人に支えられて生きている。

誰かに優しくしたくなるようなお話でした。